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レポート

つくるだけではダメ、使われるまでを施策に含む必要がある

お疲れ様です。
市原です。

前回アプリの掲示板機能について投稿させていただいたのですが、先月機能自体は無事リリースできたのですが、いかんとも使われないという状態になっているということで、そのことについて書いてみたいと思います。

前提としてアプリ自体はすでにご利用いただいているユーザーさんが一定数おられ、そのアプリの追加機能として掲示板機能を追加実装しました。
ユーザー数がどの程度いて、アクティブ率は何%でなど現段階ではそこまで数字を追ってるわけではないのできっちり把握しているわけではないですが、数人ぐらい使ってもらえるのではないかという期待をしていました。ただいざ公開をして蓋を開けてみると誰も投稿しないという状況に陥ってしまっています。ちなみにこの掲示板機能について10人に話すと10人いい機能であるいう評価をいただいていたようなものでした。

なぜ使われないのかについてはいくつかの仮説が立てれると思いますが、大きい理由としては誰も使ってないから使われないという性質がある機能ではあるので、ネットワーク効果的なものがゼロに近いから使われていないというのはあると思います。
次に、そういったネットワーク効果が想定される機能であるにも関わらず、さしたる手を打っていないということもあります。
例えば、費用をかけてでも何人かのユーザーに利用してもらう。それが呼び水となって他ユーザーも利用しやすくなる土壌を作っていくといったことや、キャンペーンを実施して投稿してくれた方にAmazonギフト券を配るなどで盛り上げるといった、なにかしら運用側での施策みたいなものは今後取り組む必要があると思います。

わかってはいる、わかってはいるけれど、実施していないというのが現状なのでこちらで共有させていただきました。やる気がないのか、めんどくさいのか、たぶんどちらもあるのだと思いますが、自分の中でそれ(運用でなんとかする)よりも開発で改善できないかと思っていて、まずはプロダクトの方で色々試してみようと、なかなかこういった実験的なトライアルができるわけではないので、とことんプロダクトファーストでやってみたいと考えています。

実際開発でテコ入れできることはあり、すでに次のバージョンに織り込んでいるのですが、新規投稿があったときにタブバーに通知マークが出るといった改修を入れています。
マークが付くので利用されている方であれば自然とタップすることに繋がると思います。こういったプロダクト改善でサービスの解決していきたい。

引続きサービスの機能追加も予定しており、今後はマネタイズにつながる施策への取り組みとなり、より価値あるサービスに仕上げていく必要があります。

< 執筆・編集:市原 >