向江さん

会社員や個人事業主時代から趣味でやっていた音楽イベントやエンジニア交流会に来てくれたメンバーが今の仲間になっていることが多いです。
なので音楽好きのメンバーが多いんですけど、Molasoft設立後に求人募集したときも自然と音楽好きなメンバーが集まってきました（笑）

ちなみに、確定申告等でお世話になっている税理士さんや、経営の相談に乗ってもらっている先輩社長にも音楽イベントで出会いました。

向江さん

Molasoftの採用面接ではボードゲームや人狼をしています（笑）

ゲームをしている時って素の自分を出しやすいですし、ゲームをすること自体に論理的な思考や頭の回転などエンジニアとしての素質が求められるので、普通に面接するより相手の人柄やポテンシャルを理解できると思うんです。

採用後も、まずは「人と人とのコミュニケーション」を大切にして関係性の基盤ができてから、仕事としてのコミュニケーションに移るように心がけています。

向江さん

エンジニアが仕事以外で集まって、一緒に学んだり交流したりできる場があったらいいなという思いで、「もくもく会」や「flutterのハンズオン（アプリ開発体験会）」、「オンライン人狼会」などを開催しています。

この延長で最近は「Mola Cafe」というカフェもオープンしました！

向江さん

そうです。仕事や勉強でカフェを使う人って多いと思うんですけど、長時間過ごしているとだんだん忍びなくなってくるじゃないですか（汗）なので気兼ねなく過ごせるカフェがあったらいいなと思ってつくっちゃいました！

エンジニアに限らず仕事に集中したい人や、勉強に打ち込みたい学生さん、読書などの趣味に没頭したい人など多くの方に利用してもらいたいです。

ちなみに、カフェ店員はMolasoftのアルバイトやインターン生で、彼らもスキマ時間に自分の勉強や作業などをしてもらっています。働きながら勉強もしつつ、カフェに来るお客さんたちとの交流を通してさらに学びを得てもらえたら嬉しいな〜と思って。

向江さん

「会社」として仕事を受けるようになったことで、フリーランス時代には関わることのなかった大きな企業との付き合いが増えました。それこそ最近では、Crewtoさんにお声がけいただいて大手企業のプロジェクトにも参画させてもらっています。

これも一緒に頑張ってくれているチームメンバーのおかげなので、法人化の1番のメリットは「同じゴールへ向かう仲間」の存在だと僕は思います。

でも裏を返せば、チームメンバーがいなくなってしまうタイミングが一番大変なんです。新しい仲間を探したり、抜けた穴をカバーしたりと駆け回らなければいけません。

向江さん

一般的に言われている「クライアントからの信頼性」や「節税」も確かにありますが、それよりも僕は、法人化することでチームとしてのアイデンティティが生まれ、団結力が強くなったと思っています。

フリーランス同士が集まってチーム化するだけではどうしても「個」の集まりになってしまうと思うんですけど、法人化は会社という一つの「家」が建つイメージなので、「自分はどうしたいか」ではなく「会社としてどうしたいか」という考えになるんです。

なので、会社としての方向性や大切にしたい価値観が社内できちんと共有されていれば、どんなプロジェクトを受けても品質を担保できるということを実感しています。

向江さん

Molasoftとしては、自社サービスのさらなる展開と受注案件の拡大を目指しています。そうすることでメンバーがもっと安心して働けるようになったら嬉しいです。

最近オープンした「Mola Cafe」については、ここに来てくれた人たちの「人生のベクトル」がいい方向に向くような場所になっていったら嬉しいです！

あと僕個人の理想としては、今後は海外企業ともお取引きして、軌道に乗ればそのまま海外に住んでみたいなと思っています。

向江さん

法人化はハードルが高いと感じるかもしれませんが、会社設立の手続きやバックオフィス面は独学でできるレベルですし、経営やチームマネジメントも税理士や先輩社長に相談しつつ、試行錯誤しながらできるようになると思います。

僕は法人化したことで、大きな仕事を受けられるようになったり、メンバーとの団結力が生まれて成果が出しやすくなったり、ネットには載っていないような税金対策を税理士さんに教えてもらえたりしました。

ある程度プロジェクトを何個も受けていて、これからもっと大きくしていきたいと思っている方にはぜひ法人化してみてほしいです！